ヴェルファイアのオイル漏れの修理代は?

普通、高級車というのはどの部分に関してもお金を使って作られているものですが、自動車メーカーによっては、そういったことを一切無視して、とにかくコストダウンを目指したつくりを持たせた高級車を作ることがあります。
高級車といえば、立派なボディに大きなエンジン、先進的な技術を用いてまさにその自動車メーカーの最先端を行くような構造とし、内装も高級素材を多用して、まさに高級車といった感じに作られるのが一般的です。

 

しかし、トヨタのヴェルファイアは、兄弟車であるアルファード、エスティマと共に見た目は確かに高級車としての面持ちを持ちますが、エンジンに関してはかなりコストを下げるべく、安く作っているようです。
それでも3.5リッターエンジンモデルはいいでしょう、エンジンもしっかりと作り込まれていますので・・・。
問題は廉価モデルとして作られている2.4リッターモデルです。

 

現行型では2.5リッターエンジンへとスープアップされていますが、先代モデルまではあの悪名高い2AZ-FE型エンジンが採用されていたのです。
2AZ-FE型のどこがいけないのかというと、日本で販売されている車種に搭載されている2AZ-FE型エンジンのほとんどが中国製であることです。

 

ご存じのとおり、中国の製造クオリティは日本のものよりははるかに劣るものです。

 

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指示を出すのは日本人ですが、それにその場だけは従うのですが、時間と共にそれを忘れはじめ、最終的には自分たちの勝手な判断で作業を行うので、できた製品は日本側が求めたものとは全く違うものとなってしまうのです。

 

それと同じ形で作られたのが2AZ-FE型エンジン、シリンダーヘッドやシリンダーブロックなどの鋳物からかなりひどい状態になっており、更に切削作業も日本人が求めるものとは全く違う形で行われるので、完成した時点で、見た目はきれいに作られていますが、部品同士が結合する部分の仕上げやクオリティがかなり低くなっているようなのです。
その証拠が通常では考えなれない部分からのエンジンオイル漏れです。

 

カムシャフトが収められているシリンダーヘッド、その蓋の役目をするヘッドカバーとかタペットカバーなどと呼ばれるものと結合部分にはゴム製のパッキンが使われていて気密性を保っています。
ゴム製ですので熱や経年劣化によって、年式が進んだり距離が延びるとそこからしばしばエンジンオイルがにじみ出てきます。

 

しかし、これはどの車でも十分あり得ることですので、何も2AZ-FE型だけということではないのですが、2AZ-FE型では、パッキンが劣化するような時期や走行距離でなくても、早い話、新車点検でヘッドカバーからのエンジンオイル漏れが発見されることがあるようなのです。
この原因はシリンダーヘッドとヘッドカバーの接合面の仕上げの悪さ、ゆがみがあったり、パッキンがおさまる溝に深さの違いがあったりといった形で仕上げられているので、正常に組み上げたとしても液体であるエンジンオイルもが漏れてきてしまうのです。

 

この修理をするには、ヘッドカバーを交換する必要があるので、通常のエンジンオイル漏れより修理費用は高く60000円から10万円ぐらいを見込む必要があります。