BMW 6シリーズのオイル漏れの修理代は?

8シリーズの大失敗によって復活することになった6シリーズ、その復活した時に作られたモデルがE63と呼ばれるモデルです。
このモデルは7シリーズベースのクーペモデルとして作られており、構造的には7シリーズと同じ部分をたくさん持ちます。
基本的には超贅沢仕様で、当時のBMWの先進技術をたくさん使って作られています。

 

しかし、そういった技術面が優れていたとしても、日ごろから故障の少ない国産車を目の当たりしている日本人からすれば、そんなことよりもまずオイル漏れの少ない車を作ってもらいたいと思うのが当然なのかもしれません。
E63型で非常に多く出ているのがバキュームポンプからのエンジンオイル漏れです。

 

このバキュームポンプはエンジンの回転を使って負圧を発生させるもので、ブレーキブースターのための負圧を作っているところです。

 

このポンプはエンジンに付く形となる本体とOリングを挟んでつけられている蓋の部分に分かれているものなのですが、この蓋の部分にあるOリングの劣化が早く、そこからエンジンオイルの漏れが発生してしまいます。
作業としてはバキュームポンプをエンジンにつけたままの状態で蓋だけを開け、Oリングを新しいものに交換する形で行います。

 

しかし、こういった修理を行うのは輸入車専門の修理をしているような街にある整備工場が多く、ディーラーではOリングだけの不具合なのに、バキュームポンプごと交換しようとします。
Oリングだけの交換であれば、部品代2000円以下と工賃が高くても10000円ぐらいで済むところ、ポンプごと交換となると部品代だけで60000円ぐらい、それに工賃が20000円ぐらいかかるので80000円ぐらいの費用が掛かってしまいます。

 

オイル漏れを直すよりも買い換えた方が結果的に得するかも!?
⇒今すぐ愛車の査定額を知りたいならコチラ

 

それから新しく採用されたアクティブスタビライザーのオイル漏れも発生しています。
アクティブスタビライザーはスタビライザーの効き目を変化させることができるもので、ロールをしっかりと押さえたい場合は左右のバーを直結状態にしてスタビライザーの効き目を強く出し、ソフトな乗り心地を保ちたい場合は左右のつながりを解除したり、緩めたりしてスタビライザーによる乗り心地の悪化を防ごうというものです。
アクティブスタビライザーは国産車でも高額車両の一部につけられているものですが、ほとんどのものが電子式となっています。

 

しかし、BMWのものは油圧式となっており、内部に入れられているハイドロニックオイルによって制御されています。

 

そのハイドロニックオイルの油圧ホースと金属パイプのつなぎ目あたりでオイル漏れが発生することが多く、ほとんどのものがホースの劣化によるものとなります。
修理はこのホースを交換することになりますが、専用ホースということもあって部品代は高め、1本で15000円ぐらいすることもあるようで、それに交換作業やオイルの補充、エア抜き作業などを行ったためにかかる工賃が加わると安くても40000円以上の修理費用が掛かります。