ラフェスタのオイル漏れの修理代は?

不人気のために生産終了となってしまったという悲しい歴史を持つラフェスタ、それでも発売当時はそれなりに売れていたのですが、マツダのプレマシーをハイウェイスターモデルとして発売したことによって大打撃を受け、そのまま消え去ってしまった車です。
現在のラフェスタ・ハイウェスタ―はマツダの車ですが、ラフェスタは純然たる日産の車です。

 

もちろんエンジンも日産製のものが搭載されていることになるのですが、このモデルに搭載されているMR20DE型エンジンというのは一般的なエンジンとちょっと違ったシリンダーヘッドの作りを持っていて、その作りによってより一層、エンジンオイル漏れを起こしやすいものとなっています。

 

その違いというのは、通常のエンジンは、単純にいえばシリンダーブロックの上にシリンダーヘッドが乗っかり、その中にカムシャフトやバルブが入れられており、カムシャフトを押さえるために、カムホルダーという太鼓橋のようなパーツが付けられています。
そして一番上に蓋として、ヘッドカバーが付けられている、要するにシリンダーブロック・シリンダーヘッド・カムカバーといった三層構造になっているわけです。

 

しかしMR20DE型はシリンダーヘッドの中でカムシャフトを押さえるカムホルダーがなく、その代わりにシリンダーヘッドと同じ大きさを持つカムホルダーとシリンダーヘッドの一部を兼ねる部品によって押さえられていて、シリンダーブロック・シリンダーヘッド・一体型カムホルダー・ヘッドカバーといったように4層構造になっているのです。

 

層が増えるということは、それだけエンジンオイルが漏れる場所が増えるということで、もちろんガスケットやパッキンなどが挟み込まれてはいますが、通常の3層構造のものより確率的にエンジンオイル漏れを起こしやすいといえると思います。

 

現実的にもここからのオイル漏れが結構多く、特に最近は年式や走行距離が進んだものが増えてきているので、かなり修理件数となっているようです。
修理に関しては、通常のヘッドカバーパッキンからのエンジンオイル漏れと同じように、ヘッドカバーを外し、一体型カムホルダーを外して、各面のパッキンやガスケットのこびりつきなどを取り去った後に新しいパッキンやガスケットを挟んで組み付けるといった形になります。

 

ほとんどの場合、どちらかからエンジンオイル漏れを起こした場合は一体式カムホルダーの上下にあたるパッキンやガスケットを同時に交換することになりますので、部品代としてはとりあえずは倍かかることになりますが、一つでも3000円もしないことが多いので、2倍になったからといってもたいした金額にはなりません。

 

工賃に関してはエンジンルームが狭いので作業する人は大変で、更にベルトやオルタネーター、インテークマニホールド、ウオーターポンプ、エンジンマウント、フロントカバー、タイミングチェーンオートテンショナー、 カムプーリーなどを取り外さなければ作業ができないため、多少時間がかかり、工賃はじゃ間高めといった具合です。
とりあえずは両方で40000円も見ておけばいいかと思います。