ボルボ V60のオイル漏れの修理代は?

中堅クラスのV60でもボルボの修理事例として多いパワーステアリングポンプの故障によるオイル漏れが結構出ているようです。

 

原因は大きく分けて2つ、1つは使われているパワーステアリングポンプの構造によるポンプ自体の故障からのオイル漏れです。
パワーステアリングポンプはベーンポンプというものが使われているのですが、この構造はポンプ内のフィンの中心が稼働することによって圧力の調整を行う仕組みとなっており、通常のポンプのように一定の圧力がかかるものではありません。
可動部があるということはそれだけ故障が起こる可能性が高いということで、更にフィンが常に出たり引っ込んだりを繰り返すため、そこにオイル内の汚れなどが入り込むとその動きが阻害され、フィンが固着した状態で無理やり回されるため、ポンプ内部にこすれてしまい、それが焼き付きの原因となってしまいます。
この状態ですと油圧が極端に落ちることになりますので、パワーステアリングオイル漏れよりも先にステアリングの重さで気が付くことになります。

 

このトラブルが起こった時はパワーステアリングポンプを交換しなければ直すことができません。
正規の修理方法でおこなうと10万円ぐらいの費用が掛かります。

 

もう一つのオイル漏れも原因は、これはポンプ自体は健全な状態であるのですが、シャフトの軸受け部分にあるシールの不具合で内部のパワーステアリングオイルが漏れてきてしまうことがあります。
この状態でも、正規の修理方法となるとパワーステアリングポンプを交換することになり、10万円ぐらいの費用が掛かることになりますが、シールだけの交換も可能で、ボルボや輸入車を専門的に扱っている整備工場などではそのシールだけの交換で直してしまうことが多いようです。
この場合は単なるシールの交換ですので工賃含めても15000円から30000円ぐらいで直すことができるでしょう。

 

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どうやらボルボの車は全体的にパワーステアリング周りが弱いようです。
それ以外の部分でよくあるのが、ターボエンジンを搭載したモデルのタービン周りからのエンジンオイル漏れです。
ターボチャージャーには潤滑と一部冷却のためにエンジンブロックからエンジンオイルを引き込んでいます。

 

その間は金属製のパイプでつながれており、パイプとしてはそれなりに丈夫にできているので、そこから漏れることは稀です。
しかし、タービンからエンジンブロック内に戻る、正確にはオイルパンに戻るパイプのオイルパン側の接続部分のシールが劣化することが多く、それによってエンジンオイルが漏れてしまう、それもかなりに量が漏れてしまうことになります。
修理はこの接続部にあるOリングとガスケットを交換することで行います。

 

部品代としてはOリング、ガスケットあわせても1000円もいかないので安く上がります。
工賃に関してもそれほど難しい作業でもありませんし、すぐにアクセスすることができる場所ですので、10000円から20000円といったところです。