エリシオンのオイル漏れの修理代は?

今は亡き、ホンダの最高級ミニバンのエリシオン、大型ミニバンとしては作りはよかったのですが、ライバルにアルファード兄弟やエルグランドがいるのでは出る幕がなかったようです。

 

このエリシオンはエンジンも良く作られていて、2.4リッターエンジンモデルに搭載されているK24A型エンジンはエンジンオイル漏れ知らずなどといわれることがあるぐらい、オイル漏れとは縁がないエンジンのようです。
しかし、その代わりといっては何ですが、トランスミッションや補器類にオイル漏れが多く、その辺が非常に残念でなりません。

 

まず、トランスミッションですが、これはリコールとしても発表されている、コンバーターハウジングとミッションハウジングとの間のガスケットからのミッションオイル漏れがありますが、それとは全く違う原因によってもミッションオイル漏れが多く発生してします。
ちなみにこれはリコールではありません。

 

ミッションオイル漏れが出るところはギヤボックス内につけられている湿式多板クラッチからです。
エリシオンのオートマチックトランスミッションはトルクコンバーターの他に変速時に機能する湿式多板クラッチを各段数に備えています。

 

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変速の時の回転合わせをこのクラッチで行う仕組みになっているのですが、この部分につけられているシールの質があまり良くなく、走行距離によってはこのミッションオイル漏れが原因のミッションブローという事態に至ることがあるようで、そうなってしまうと30万円ぐらいかけてオートマチックトランスミッションごと乗せ換えるといった形になります。
これはそういったつくりになっている以上、オーナーが何か気を使って予防するということはできませんので、その症状が出ないことを願いながら運転するしかないようです。

 

それからこれも結構聞きます、パワーステアリングフルードの漏れです。
エリシオンでは油圧式パワーステアリングを採用しているのですが、油圧式パワーステアリングは、クランクシャフトの回転を利用して、パワーステアリングポンプを起動、そのポンプによって得られた油圧をパワーステアリングポンプ、パワーステアリングギヤボックス、パワーステアリングフルードクーラー、リザーブタンクといった形で伝え、循環させて機能させます。
その途中では金属製のパイプを使ったり、ゴム製のホースを使ったりしているわけですが、その内のパワーステアリングギヤボックスからからパワーステアリングフルードクーラーに至る途中にある金属パイプからゴム製ホースに代わる部分でパワーステアリングフルードが漏れます。

 

この部分には金属製のホールクランプが付けられているのですが、ゴムホースの劣化からクランプでしっかり止めていても隙間から漏れだしてしまうらしいです。

 

直すにはその部分のホースを新品に交換する必要があります。
部品交換といっても単なるゴムホースですので部品代は10000円以下、作業としてもパワーステアリングフルードの交換やエア抜き程度で特に難しい作業はありませんので10000円ぐらいで済むでしょう。