フォルクスワーゲン ポロのオイル漏れの修理代は?

大型してしまったゴルフの穴を埋めるべく作られたのがこのポロ、日本でいうところのコンパクトカーや位置的に軽自動車と同じ位置となる生活のための低コスト車両ということになりますが、やはり国産コンパクトカーや軽自動車のようにコストを極力かけない形で作られた車はのちのちいろいろなトラブルが起こることが多く、オイル漏れに関してもゴルフ以上に多く出ているようです。

 

その一つが、ブローバイケースからのオイル漏れです。

 

フォルクスワーゲンの一部のモデルは、ブローバイガスケースというものが付けられているわけですが、これは要するに吸気系にブローバイガスを戻す途中で、ブローバイガスを気体と不純物(エンジンオイルやスラッジなど)と分離させるもので、チューニングカーやレーシングマシンにつけられているオイルキャッチタンクの機能の一部を持たせたものです。
ヨーロッパ車のエンジンは基本的にブローバイガス内に多量のエンジンオイルを含むことが多く、それを直接吸気系に戻してしまうと、吸気系のインテークパイプなどの内部がオイルでベトベトになってしまいます。
それを防ぐ意味でブローバイガス系統の途中に一種の分離器を設け、そこでブローバイガスのオイル分を除去しようということなのです。
そういったところですので、当然ながら内部にはエンジンオイルが入っています。

 

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ケース自体も複数のゴムパッキンで密閉され、それによって一時的にたまったエンジンオイルが漏れ出てこないようにしているのですが、このゴムパッキンの劣化からそれが漏れてきてしまうことがあります。
この修理はちいさなOリング、2つを交換することで簡単に直すことができます。
もちろんOリングだけの部品供給もありますので、数百円といった部品代で済みます。

 

これに工賃が10000ぐらいかかったとしても、輸入車の修理としては破格ともいえる安い金額で修理を行うことができます。
それからトランスミッションからのオイル漏れも定番のオイル漏れです。
一番新しいポロにはDSGというDCTが搭載されています。

 

このトランスミッションはオイルにかなり頼った制御方法が取り入れられており、トランスミッションオイルの存在はかなり大きなものとなります。
そのため、このオイルが漏れて量が減ってしまうと途端に調子を崩すことになり、変速不能、走行不能などの重大なトラブルを起こすことになります。

 

オイル漏れがよく起こる場所はトランスミッションのオイルパンからの漏れ、エンジンオイルのオイルパンと同様に、パッキンの劣化によって引き起こされます。
ただ、ポロのトランスミッションのオイルパンからのオイル漏れはかなり大量にオイルが漏れてきます。

 

その理由はオイルパンの形状で、オイルパン自体が浅い作りとなっており、例えば停車中にトランスミッション内のオイルがすべてオイルパンにたまっている状態となって時、オイルパンが浅いため、ミッションケースとオイルパンの境目が常にオイルの油面の下になってしまうつくりとなっているのです。
要するに常に境目がオイルで満たされているということです。

 

そういった状態で境目にあるガスケットが傷み、オイル漏れを起こしたとすると、オイルの油面が境目より低くなるまで漏れ続けるということになります。
ちなみにオイルパンの境目までオイルの量が減ってしまうとDSGは機能しなくなります。
修理としてはオイルパンを取り外してガスケットを付け直すといういたって単純な作業なのですが、ほとんどの場合自走不能状態か、1速固定で走るといった状態になっており、DSG事態への悪影響も多分に考えられるため、修理費用も20000円ぐらいか30万円ぐらいと幅が広くなります。