ノアのオイル漏れの修理代は?

ノアオイル漏れ修理代
トヨタのノアは同社のヴォクシーと全く同じ構造を持つ兄弟車です。

 

従ってオイル漏れの傾向も全く同じで、ヴォクシーと同様に液体ガスケットの不良からくるチェーンカバーからのオイル漏れやパワーステアリングポンプの故障やリターンホースの亀裂やゆるみによるパワステオイルの漏れなどが多く発生しています。
費用としてはチェーンカバーからのオイル漏れで40000円ぐらい、パワーステアリングポンプの交換を伴ったもので10万円ぐらい、リターンホースの劣化によるオイル漏れで30000円ぐらいとなります。

 

全く同じ車ですからオイル漏れを含めた故障もほぼ同じところになるのは当たり前ですが、発生する度合いはヴォクシーよりもノアの方が少なく感じます。
どんな車でもどんな故障でもそうですが、やはり故障というものは乗り手によって発生頻度というものが大きく変わってくるもので、このヴォクシーとノアのように同じ車でも乗り手の性質が大きく違い場合はそれが顕著に出ます。

 

ノアに乗る人は、ごく普通の一般家庭のお父さんであることが多く、性格も穏やかで車の運転をすると豹変するといったことがないように思えます。
しかし、ヴォクシーの乗る人は全く違います。

 

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そもそも年齢層がちがい、ノアのオーナーよりも若い方が多く、そのほとんどが若いころのライフスタイルを忘れられない方が多く、運転方法もよく言えばアクティブ、悪く言えば荒い運転をすることが多いように見受けます。

 

お父さんの職業からしても方やまじめなサラリーマンであることが多いのですが、ヴォクシーの場合は土建業や建築業、トラックの運転手など肉体労働系が多く、更にそれに至るまでの学歴までも素行や風体から容易に想像することもできます。

 

これは極端な言い方ですが、ノアとヴォクシーの間にはこういった大きなギャップがあり、それが車の扱い方においても違いが出てくることになるのです。
例えばチェーンカバーのオイル漏れでは3000rpm以下でおとなしく運転する方よりもアクセルベタ踏みで後ろの子供たちがひっくり返ってしまうような運転をしたり、前に走る車を煽るような運転するほうがエンジン回転数も高くなり、それだけエンジンに負担がかかる、もちろんエンジン自体が大きな振動と発熱量が大きくなりますので、それが液体ガスケットの劣化や剥がれを促進してしまい、オイル漏れが発生しやすくなるということにつながるのです。

 

車の耐久性や故障の発生率というのは何も車がすべて悪いのではなく、そのほとんどがドライバーによるところで、それがヴォクシーとノアのオイル漏れの発生率の違いとして明確に表れているものだと思います。
ちなみに調べたところでは、エンジンの乗せ換えや廃車される確率もノアよりヴォクシーの方が高くなっているようです。

 

やはり車は大事に扱うべきです、大事に扱えばオイル漏れのような修理に外とお金のかかる故障なども少ないですし、気持ちよく運転することができるようになります。

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